慢性炎症

 歳をとっても元気な人はいます。が、歳を取ると、
病気にかかりやすくなり、
体のあちこちで、いろいろとガタがくることは否めません。
歳を取れば免疫力も低下します。

 大切なのは、いかにそれをひどくならないようにするか、
いかにその進行を遅らせるか。
これはその気になれば結構できます。

 加齢によって生じやすくなる病気に共通する「慢性炎症」
という病態があります。
内臓や血管などに弱い炎症が広がることで、
生活習慣病などの疾患の要因になります。

 歳を取れば、それだけで慢性炎症が起きるわけではなく、
疲労、ストレス、運動不足、肥満、飲酒、喫煙などによって
リスクが高まり、歯周病なども要因の一つといわれています。
体内で微細な炎症が続くと、さまざま病気にかかりやすく、
また病気が治りにくくなります。

 体調が悪かったり、どこかが痛かったりして病院に行くと、
「歳のせい」と言われた、という話をよく耳にします。

 それはその通りかもしれませんが、歳を減らすことはできません。
できるのは、疲労、ストレスを減らし、適度に体を動かし、
体重をコントロールして、飲食の不摂生を改め、禁煙節煙に努めることです。


可視総合光線療法_は、患部の消炎鎮痛だけでなく、
皮下で産生されるビタミンDによって、
全身的に炎症反応を調節すると考えられています。


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