マッサージが肩コリに効く一つの理由3

交感神経ばかりが長く長く続いてしまうような状況は、
心にとっても、体にとってもよくありません。

現代人は交感神経に偏りがち。

だから、そのような人は、
副交感神経を働かせるようなことをせよ、
と言われます。とても大切なことです。

すでに交感神経に偏っていたとしても、
振り子をさらなる交感神経寄りに(副交感神経寄りではなく)
もっていっても、その反動で、その後副交感神経の方に戻ってきます。

そして乱れた自律神経が整う。

これも人体のメカニズムを利用した治療方法の一つです。
具体例を上げると、足裏マッサージの痛いやつとか、
あっつぅ~いお灸とか。

もちろん、交感神経もしくは副交感神経ばかりが、
長期に渡って活動してしまうのはよくありません。
心や体が疲弊しきってしまうようでは偏りすぎです。

しかし足裏マッサージにしても、お灸にしても、
時間にしてわずかなものです。

「この痛み、この熱さは、よくなるための、自分にとっての味方なんだ」
といったことを理解した上であれば、
その痛みも、その熱さも、
体が良くなるためのとても有効な手段になりえます。

嫌なことを一時忘れるということ大事です。

痛さや熱さで嫌なことを頭の中から追い出してしまうわけです。

いってぇ~、あっつぅ~い、と感じるその時に、
自然治癒力が発揮されます。


つづく



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