敏と鈍
「反応がいい」は過ぎれば「過敏」となります。
ある一人の武道家は幼少の頃に、
特殊な訓練でとても脊髄反射が強くなったんだそうです。
脊髄反射とは、大脳を介さないで起る身体の反応のことで、
例えば、熱いもの触ったときに無意識に手を引っ込める
動きなどがそれで、主に身を守るためのものとして
生体に備わっています。
手を離すかどうかの判断を大脳に委ねていたら、
その間にやけどしてしまいますから。
反射機能が働いてもやけどしてしまいますが、
軽症で済みます。
この武道家、ご自身でも述べていますが、
相手のほんのちょっとの動きに反応する
ということが起り、困ったしまったそうです。
相手が本当の相手なら、まだいいのでしょうが、
電車などに乗っているときに、隣の人の動きに
いちいち反応してしていたら、
反射的な自分を抑えなければならないために、とても疲れてしまいます。
反射を抑えるのは、簡単ではないことは周知の通り。
時と場合によっては、求められるものは「鈍感」だったりします。
ほどほどが大事ということでしょうか。
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特殊な訓練でとても脊髄反射が強くなったんだそうです。
脊髄反射とは、大脳を介さないで起る身体の反応のことで、
例えば、熱いもの触ったときに無意識に手を引っ込める
動きなどがそれで、主に身を守るためのものとして
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その間にやけどしてしまいますから。
反射機能が働いてもやけどしてしまいますが、
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ということが起り、困ったしまったそうです。
相手が本当の相手なら、まだいいのでしょうが、
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いちいち反応してしていたら、
反射的な自分を抑えなければならないために、とても疲れてしまいます。
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