持久力2

全身持久力が心肺・循環機能を、
筋持久力が筋肉を、それぞれ運動のために
使い続ける能力のことならば、五行的に考えれば、
筋持久力は肝の力、全身持久力は心の力との関りが深い
と考えられます。

筋でも、全身でも、持久力のことを、
スタミナや粘り強さと表現され、
これらがないことを根気がないと言います。

根気は五行的には腎。肝でも心でもなく、腎です。

もちろん、腎は腎のみで存在するのでなく、
肝や心と深く関わります。

しかし、スタミナがない、粘りが足りないといったときは、
腎の力が弱まっているという捉え方をします。

だから関元や気海、命門、腎ユなどを使って治療するわけです。

「息があがる」には、本当に、呼吸がしんどい、
心拍数が上がるという意味と、音をあげるという意味がありますが、
別に、はぁはぁと呼吸が荒くなるしんどさではなく、
物事を継続できなかったり、集中力を持続できなかったり、
そんなとき、それは腎の力不足。

どうしたら腎の気が養えるのでしょうか?

それは次回に続きます。






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