名医の答えは

とあるテレビの番組で次のような症例が
紹介されていました。

膝下（ふくらはぎ、すね）のむくみ、
そのむくみに伴う痛み、腫れに悩む主婦が
2年間、病院巡りをし、必要と思われる検査を行い、
どこの病院でも、
「特に異常は見当たらない、内臓の病変もない」と言われ
最後にと駆け込み寺的に行った病院で、
名医の診察を受けるというもの。

上記の症状から見れば、ふつう
膝下のむくみなら静脈不全、リンパ浮腫を考え、
それに伴う腫れや痛みは蜂窩織炎を考えます。

でも、2年間もいろいろな病院を巡って、
異常は見られないと診断されたんだから、
これは名医でなければ
見つけることのできない病気が隠されているんだろう。

と思ったら、その名医の診断は、
静脈不全、リンパ浮腫、蜂窩織炎の3つ。

そのまんま、それ以上単純な答えはないだろうといった診断でした。

なんでこんな当たり前の答えが、
2年間どこの病院でもわからなかったのか？
これは相当に不思議です。

何かテレビ番組上の都合でもあるのでしょうか？

治療の方法としては、弾性包帯を巻き、マッサージを行うという、
これもま単純明快な治療、当たり前ですが。

この番組を観た医療関係者で、
「なんで2年間もわからなかったのか？不思議だ」
と思った人は相当いると思います。






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