蓄勁、発勁2

袖があるなら、それを振ることもできるし、
振らないこともできます。

表情を表に出すためにはエネルギーが要ります。

怒りなら怒りのエネルギー、
笑いなら笑いのエネルギー、
悲しみなら悲しみのエネルギーが。

エネルギーがありさえすれば、
それを表に出すもよし、出さぬもよし。
自分次第です。

出さないほうがいいシュチエーションもあるけれど、
どうしても出てきてしまう強いエネルギーもあります。

「表情豊か」というのは、それだけエネルギーが豊富、
別の言い方をすれば生命力に溢れている
ということですね。表情が乏しいのはその逆。

発勁(はっけい)とは、
中国武術における力の発し方の技術のことで、
よくこんなことを考えたなと思います。

「勁(ケイ)」とは、つよい、つよさ、エネルギーのこと。
それを蓄えることが蓄勁、発することが発勁です。

発勁のためには蓄勁が必要です。
ない袖は振れません。

発勁のためには、まず蓄勁です。






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