眠らなかったからといって

「気にかかることがあると眠れなくなるのです」
と大次郎、「それはいかんなぁ」と含章斎先生。

続けて含章斎先生。
「気にかかることがあると眠れん・・・・というのは
感心しないな。気にかかることは眠らずにいたとて
どうなるものでもない。人間は適宜睡眠を取らぬと
疲れるものじゃ。疲れると翌日の働きにひびく。
眠るときにはぐっすりと眠って、目覚めたら猛烈に
その心配事の解決に当ってゆく・・・・、
これでなければいかんな」

さらに含章斎先生。
「その正直さはよいぞ。眠れぬやつが眠ったふりをして
構えてみせると、他人も誤り、自分も誤る。
正直さはよいのだが、やはり眠るときには眠ることだ」

気にかかることにもいろいろあって、
楽し過ぎて気にかかる、眠れないほど楽しくて、
楽し過ぎて気にかかる、というんだったら、
それほどのことがあるんだったら、
ちょっとうらやましい気もします。

でも、そういうこと(楽しいことが気にかかって眠れなくなること)
というのはあんまりないんですよね、これが。





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