黒と目と

目には黒い食べ物がいいと昔の人は言っています。
例えば黒ゴマ。
しかし、五臓の色帯表をみると目は肝の欄に、
黒は腎の欄に並んでいます。

「肝腎要」の言葉の通り、
肝と腎は切っても切れない関係にあります。

また、腎は精を蔵し、肝は血を蔵しますが、
精と血は源を同じくするため、
「精血同源」なる言葉もあります。

その目の疲れなり、不調なりが
肝と関わるものであれば肝に手を施し、
腎と関わりが深いものであれば
補腎することが肝腎ということです。

具体的に言えば、一時的な疲れ目などは肝、
老化による霞目などは腎ということですが、
これも明確にできるものではない場合が多いですね。

肝の原穴である太衝と腎の原穴である太谿は
二太穴といい、同時に使うことが少なくありません。

目が疲れていなくとも、黒ゴマはいいですよ。

黒ゴマを食べよう。

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この記事へのコメント

ぬてら
2014年11月15日 10:21
小田原からまた戻ってきたぬてらです。
黒ゴマ、なかなか買う機会、食べる機会がないです、そういえば。ご飯は健康の元、忙しくてもコーンフレークばかり食べないようにします。

おとといはありがとうございました。あのあと、しっかり眠気が来て、グッスリ寝たおかげで、随分疲労がとれました。やはり先生の鍼が1番です。
せっかく休んだのに、昨晩も終電でしたが…、今日は家族が実家に帰ってるので、またゆっくりします。
いつもありがとうございます。今後もよろしくお願いします(^^)もう少し大きくなったら、息子を連れて行きますね。
いんちょう
2014年11月15日 23:43
ぬてらさん、こんばんは。
先日は遠いところから御来院下さり
ありがとうございました。
いろいろと大変でしょうが、お体を大切に。
いつでもお待ちしております。

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