行き交う季節、交わるツボ

秋という季節に張り切る邪鬼は燥の邪。
燥邪に弱いのが肺。

夏の間に猛威をふるった湿邪の力が
だんだんと治まり、これから空気が乾燥してきます。

暑さも落ち着き過ごしやすくなる反面、
お肌がカサカサしてきたり、
ウィルスが飛びやすくなったり、注意が必要です。

では燥邪にだけ気をつけていればいいかと言うと、
そうではありません。

湿という邪によって調子が悪くなってしまう脾という臓腑。

夏の間にエネルギーを奪われてしまうことは
確かですが、秋になったからといって
すぐに具合がよくなるわけでもない。
燥と湿、双方の邪に対してのケアが必要です。

そこで選ぶべきツボが中府。

この中府というツボは肺経にありながら、
脾経とも関わる肺と脾の交会穴です。

もしくは隠白。
脾経にありながら、白は肺を意味していて、
これまた肺と脾の働きを同時に調整してくれます。
ありがたい交会穴を養生に役立てましょう。






よかったらクリックお願いします。
にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
にほんブログ村

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック