縮む、緩む、縮む、緩む

「がんばらない」とは、がんばり過ぎない、
もしくは、がんばったほうがいいところ以外は
がんばらない、ということですね。

一例として、
膝を伸ばす動きがあります。

歩くとき、走るとき、立ち上がるとき、蹴るとき、など、
日常生活の中で頻繁に登場します。

これらの動きを行うためには、
当たり前ですが膝を伸ばさなければなりません。

膝を伸ばすときの主動筋は大腿四頭筋です。

膝を伸ばし、歩く、走る、立ち上がる、蹴る、
をやろうと思ったら、
大腿四頭筋が収縮しなければならないのですが、

このとき、

大体四頭筋の収縮に合わせて、
拮抗筋であるハムストリングスが緩む必要があります。

逆にハムストリングスが収縮するときには
大腿四頭筋が緩む必要があります。

大腿四頭筋とハムストリングスの収縮・弛緩で、
様々な動作をスムーズにします。

膝を伸ばし曲げるためには、
大腿四頭筋の収縮、ハムストリングスの弛緩、
この二つの動きの協調性が必要ということ。

これが同時に収縮、または同時に弛緩してしまうと上手くいきません。

同時に収縮してしまうと力が入ったまま動かない、
同時に弛緩してしまうと体を支えることが出来ず
立つことすらもできない、
ということになってしまいます。

がんるところではないところで、
がんばるところではないところががんばってしまうと、
足を引っ張るばかり。

やらないほうが断然いい、となってしまいます。







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