失眠

踵にあるツボ「失眠」は、
「失った眠りを取り戻す」という意味から
このように命名されています。
つまり不眠・睡眠障害に対して用いられます。

この失眠、実は認知症のツボでもあります。

認知症も不眠も、
脳内で良からぬことが起きています。

失眠への刺激が脳へ影響を与え、
事態を好転させるのではないかといわれています。

認知症と不眠、双方に共通していること、それは運動不足。

鍼灸院で失眠に施術を行うとき、
透熱灸を使うことが多く、隔物灸でもハードなもの用います。
ちょっとやそっとのお灸では刺激が足りませんから。

それでも熱さを感じない人もいるのですが、
感じるまでやりますから、熱くない人はいません。

失眠だけで治療を行うわけではなく、
他のツボをいろいろと組合わせます。
そうすることで効果が上がります。

鍼灸治療もとてもいいのですが、
同時に行いたいのがやはり運動で、
てっとり早く効果的なのが歩くこと。
歩けば失眠が刺激され、
しばらく続けることで、失った眠りを取り戻すことができます。

薬のような即効性はあまり期待しない方がいいと思います。

また、薬で一時的に眠れたとしても、
それは失ったものを取り戻したことにはなりません。




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