鳥たちは巣に帰る

キャンセルで時間ができたので少し走りました。

台風で境川は荒れています、毎度のことですが。

今でこそ周りをコンクリートで固められ立派になっていますが、
整備される以前、別名を「暴れ川」といったそうです。

走っている途中、
飛んでいるアオサギやシラサギは見ましたが、
川面にカモたちはいません。
きっと巣で身を潜めているのでしょう。

こんなに流れが早く荒れていても、
いつもの平穏な川に戻った暁には、
何事も無かったようにのんびりと（そのように見えます）
カモたちは漂います、一羽だったり群れだったり。

カモでも人間でも、家に帰って身を潜め体を休める、
ということは必要なことで、こんな日はなおさらです。
身を潜めるとはいっても、コソコソしなくてもいいです。

たぶんカモは夜更かしもしないし、朝寝坊もしない、
ちょっと一杯なんてこともないし、
ましてや終電に乗り遅れることもないでしょう。

人間はカモじゃないから、寄り道が楽しい。

でも、人間もカモも動物だから、大切なことの基本は
多くの部分で共通すると思います。

巣に帰ろう。




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