根に働きかける

治りやすいものと治りにくいものがあります。
その違いは何か?

性格だったり、環境だったり、生活習慣だったり。

考えられることは諸々ありますが、
一般的に急性のものは治りやすく、
慢性化しているものは治りにくい。

慢性化しているものは急性のもの以上に
腰を据えて取り組む必要があります。
対処療法の繰り返しではだめです。

「ネンザはクセになる、だから骨折よりもタチが悪い」
と言われます。
ネンザとは靭帯損傷のこと、骨折は骨の損傷です。

骨は折れても完全に修復しますが、
ネンザは切れると完全には元の状態に戻りません。
損傷した後の靭帯は伸びてしまい、関節は緩んでしまいます。

関節が緩むから次ぎのネンザを起こしやすくなる。
このようなことでネンザはクセになります。

ネンザをするたびにアイシングをしてシップを貼って、
ということも大事ではありますが
再発を予防するためには、筋力を強化しなければなりません。

「急なれば標を治し、緩なればその本を治せ」
という中医学の言葉があります。

読んで字の如しです。





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