夏の体

体温を調整する大切な機能として「発汗」があります。

汗をかくことで
体内の温度が上がり過ぎないようにしているのだから、
汗が上手くかけないとマズイわけです。

東洋医学では、
「毛穴」もしくは「発汗機能」のことを「ソウ理」といいます。

人間の体は(動物の体も)、季節に応じて変化します。
夏にソウ理が開くこともそのうちの一つです。

が、夏を直前に控えたこの時期、
まだソウ理が開いていないのに、
気温だけが高くなって体内に熱がこもる、ということが起きます。
過ぎれば熱中症となります。

本来であれば夏にソウ理は開くものですが、
季節の変化に体がついていけないと、このようなことが起るんですね。

また、エアコンに頼りすぎることなどでも、
ソウ理は開きにくくなり体調不良となります。

日本という国の大きな特徴の一つが四季。
四季は日本の魅力です。

春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の、
それぞれ魅力的な日本あって、
それと同じく、春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の、
魅力的な、愛すべき人の体があります。

夏は夏らしくいきたいものです。






よかったらクリックお願いします。
にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
にほんブログ村

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック