やや小太り

数字で表す健康の指標があります。

血圧ならこれくらい、コレステロールならこれくらい、
血糖値ならこれくらい、体重ならこれくらい
体脂肪ならこれくらいを保っておけば、
大きな病気にかかる確率を下げることができますよ、と。

やや小太りの方が長生きするとのデータもあります。

必ずしも「長生き=健康」ではないでしょうし、
「不健康だけど長生き」という人もいるのでしょうが、
長生きでないよりは、「長生きの方が健康」であろう
ということで話を進めます。

歳をとるほどに残された寿命が短くなるのは当り前。
30歳よりも80歳の方が死が近い。

平均的寿命からみて、
30歳の人は80歳の人よりも長く生きます。

だからといって、
30歳の人が健康管理をしなくて良いわけではありませんが、
30歳は80歳より長生き(余命が多い)です。

逆の言い方をすれば、80歳の人は、
どんなに健康に気をつけていても、30歳の人よりは余命が少ない。

80歳で、数値に縛られすぎて、食べたいものをガマンして、
ストレスを溜めてしまうのだったら、
自ら「箍(タガ)」をゆるめて、
少々太るくらいの方が健康で長生きもできる、
「小太りの方が長生き」というのはそういうことですね。

ストレスが寿命や健康に与える影響はとても大きい
ということでもあるでしょう。

そもそも「やや小太り」の方が長生きできるのだったら、
それは、それが標準なのではないかな?


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