湿疹2

体の中の状態がどうなっているか?
を知るための手がかりに「症状」があります。

湿疹は体の疲れの表れです。
体の疲れ、内臓の疲れが湿疹という症状になって表れます。

だから湿疹が出たとき、塗り薬を塗るのもいいですが、
合わせて養生を心がけたい。無理は禁物です。

では、何をどう養生すれば良いか?
ポイントは五臓の「脾」にあります。
脾とは主に消化器系のことです。

表面的なことだけを見れば、
湿疹が表れたのは皮膚。
皮膚は五臓の「肺」が主(つかさど)っていますが、
肺と表裏の関係にある「大腸」の親分は「脾」です。

つまり、皮膚の症状は、
脾に原因がある場合がとても多いということ。

湿疹の湿は湿邪の湿。
湿は脾を痛め、また脾が弱っていると体内に湿が溜まります。

脾を労わって、養生しましょう。体を冷やしてはいけません。

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