SOS

太平洋を手こぎボートで横断中の
英国の冒険家サラ・オーテンさん(27)から
「船体に穴が開き、浸水している」
と海上保安本部に通報があったそうで。

浸水してきた状態をそのままにしていたら
いずれボートは沈んでしまいます、遅かれ早かれ。
水を汲み出すことは大切ですが何よりも穴を塞がないと。

ただ、穴を塞ぎたいのは山々だけど、
それが中々簡単に、一人の力ではできない場合があります。
サラ・オーテンさんだって、
だからSOSを発信したわけだから。

これは人が病気になったときの情況に似ています。

薬を飲んだって、
タバコを吸ってたら治らない、
暴飲暴食していたら治らない、
ギプスで固定していなきゃ治らない、
全然眠らなかった治らない、
無理をしてたら治らない。

ボートと人の体で違うのは、人の体は、「変化する」ということ。
だから、その場凌ぎも大切です、
が、その場を凌いでいるうちに
良い方向に行くこともあれば、悪い方向に行くこともある。

その場を凌いで穴が塞がるの待つより、
なるべく早く自ら穴を塞ぎたいものです。

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