75点主義

過敏性腸症候群の人は75点主義で行こう、
と言われます。

生真面目、几帳面の人が過敏性腸症候群になりやすい。
だから100点満点を目指すんではなくて、
75点ねらいで調度いいと。

でもね、これができない。
わかっていてもできないんですね、
生真面目で几帳面だから。

過敏性腸症候群になりやすい人は
75点でいいんだよ、と言われても
「オレは60点なんじゃないか」と思ってしまいます。
それが簡単にできるくらいなら、はじめからなりません。

生真面目で几帳面は、
本来良いことのはずです。
はずですが、ちょっと度が過ぎちゃって
下痢が止まらない、うんちが出ないというのは困ります。

こんな人は、とにかく、頭や心ではなくて体に働きかける。
歩くでも、ストレッチでも、ウェイトトレーニングでも、
呼吸法でも、ツボ押しでも、掃除でも何でも。集中してやります。
集中した後は、自然と心も体もゆるみます。
この集中とゆるみ、メリと張りがポイント。

やったからといってすぐに治るわけではありませんが、
治るための基盤ができます。
基盤無くして、治癒はなかなか望めません。
基盤ができれば鍼灸の効果もとても出やすい。

大切なものはメリと張り、鍼と灸です。

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