冬の病は夏に治せ

古くから「冬の病は夏に治せ」という言葉があります。
夏の病は冬に治せ、
春の病は秋に治せ、
秋の病は春に治せ。

これは、冬の病を治すためには夏にも、
冬以外の季節にも養生しなさいよ、
ということです。

シーズンの途中は「悪くしない」ことで精一杯。
完全にそのシーズンはリタイヤということなら
治療に専念できますが、
大抵の場合、故障を治すのはオフシーズン、
プロ野球の選手なら冬の間、
スキーの選手なら夏の間です。

夏のお祭りや花火大会が一通り終わって
関係者の人たちは一息ついているころでしょうが、
それも束の間、
すでに来年に向けて動き始めている人もいることでしょう。

今このときから動きはじめて、
感動を与える花火や
納得のいくねぶたを作ることができるし、
時間を掛けるから
満足できる踊りを踊ることができるんだと思います。

時間を掛ければいいというものでもない。
それはわかっているつもりです。
でも、やはり時間を掛けることでしか
生まれないものがあると思う。

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