超回復

筋肉を今よりも強くしようと思ったら、
今以上の負荷をかけなくてはなりません。

スポーツをやっている人が記録を更新するためとか、
膝が痛くて日常生活も間々ならない人が、
膝にかかる負担を軽くするためとか、
老若男女、誰であってもこの原則は変わりません。

筋トレとは筋肉の細胞を破壊する行為。
ウェイトを用いて筋肉に負担をかけると、
負担のかかった筋細胞は破壊され、
筋力は一時低下します。

その後しばらくすると、
破壊された筋肉は元の状態を超えて
より強くなります。
これを「超回復」といい、
超回復を繰りかえすことで、
筋肉は発達していきます。

筋トレの後、どの程度の時間で、
どの程度の超回復が起きるかは
そのときの筋トレの強度と
行なう人の年齢や素因によります。

年齢的に若く、遺伝的素質にも恵まれている人は
短時間で、大きな超回復が起こりますが、
じゃぁ、若くも無く、元々あまり素質もない人が、
がんばって高負荷、高強度の筋トレを
行なったらどうなるか?

①本人は、気持ち的には、
 がんばったような気がするが、
 身体はさほどがんばれていない。

②オーバーワークになって、
がんばったほどの効果は望めず、
期待したほどの超回復は起こらない。
筋力は低下する。

のいずれかです。
つまり、筋トレは自分にあったやり方でやりましょうね、
ということです。

超回復とは、
昨日までの自分を越える、
という意味もありそうです。

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