目の日

10月10日は目の日。
元体育の日でもあるけど、目の日です。

国語辞書の数多ある語句の中で、
最もスペースを割いているのが
「目」ではなかろうか?
丸々1ページ以上、「目」について
書かれています。
ちなみに東洋医学を語る上で欠かせない
「気」はその半分にも満たない。

鼻が効く、耳が効く、目が効く。
どれも普段普通に使っている言葉ですが、
目が覚めるとはいっても、
鼻が覚める、耳が覚めるとは言わない。
目というものは、
それほど大事なものなんでしょう。

あまり曇ってほしくないのは
手や足やお尻よりも目。
輝くのは鼻でも、耳でも、口でもなくて
やっぱり目。
あいつの目は死んでいない、とか
目が生きていれば大丈夫だとか言ったりもします。

目が澄んでいる、とは
心が澄んでいるということ。

「目が覚める」とは、迷いから覚めるということ。
過ぎたるは及ばざるがごとしで
眠れないほどの覚醒は困りものだし、
人は迷える子羊だし、、
犬のように迷わないで生きていくことは
とてもできるもんじゃないけど、
でも、あの人の迷わない姿に憧れ、
一心に事に当たっている人に心惹かれます。

目を大切にしよう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック