日本人に合う東洋医学

MRIも撮ったしCTも撮った。
血液検査もしたけど異常はみられない。
でも本人は症状を訴えている。
珍しいことではありません。

症状にもいろいろあって、
痛みの場合もあれば、
それ以外のものの場合もある、めまいとか。

体調不良によって退職や休職していた人が
生活環境を整えて、養生して、
だんだん良くなる。
そろそろ仕事に復帰か、というところまでくると、
また悪くなる。
その辺りを行ったり来たりする人がいます。

なんとか復帰を果たして、
元いた職場にせよ、新しい職場にせよ、
そこが自分に合うものであると、
スムーズに軌道に乗りますが、
合わないとまためまいがひどくなる。
あまり責任を問われることのない
ボランティア活動なら大丈夫だけど、
そうじゃない、仕事としてのプレッシャーが
かかると途端にダメ、再発なんて人もいます。
これは精神的なものが非常に大きい。

精神的なものというのは
数値で表すことが難しい。
だからといって、数値で表すことのできないものが
存在しないわけではない、確実に存在します。
数値で表すことができないというだけのこと。

数値で表すのが難しいめまいなどの症状に対して、
何で鍼やお灸が効くのか?

鍼や灸の効果は、
数値で表すことのできるものもあって、
血液検査等で確かめることもできます。

でも、数値で表すことのできないものこそへの効果が
期待されるのも鍼灸。

鍼や灸は刺激、
言ってみればコンコンと身体やこころを
ノックするみたいなもの、
眠っている人を揺り動かすみたいなものです。

その人が死んでしまっているのではない、
ただ眠っているだけなら、
揺り動かすことで目を覚ますことを期待したって
全然おかしくない。

そういう「目には見えないけどのもの」
を信じるってことは、
元々日本人の得意とするところです。

東洋医学ってのは、
日本人に合っていると思いますよ。

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