賞金稼ぎな人びと

起死回生の一打で救われてばっかりの
チームの勝率は実は低い、
であろうことはわかります。

起死回生というのは、
死に掛かっているものを生き返らせること、だから
瀕死の状況にならなければ
起死回生の一打を打つことはできないですもんね。
死にそうなチームはあんまり強くないから勝率も低い。
番付が低くなければ、
金星をあげられないのと同じです。
金星とは平幕が横綱に勝つこと。


凶悪犯人とかを捕まえることを生業にした
賞金稼ぎという職業が、
本当にあったかどうかは知りませんけど、
そういう人が出てくる映画は確実に減りましたね。
自分が、賞金稼ぎの出ててくる映画を最後に観たのは、
たぶんスティーブ・マックィーン主演の「ハンター」だと思う。

西部劇や時代劇に登場する賞金稼ぎは、
普段あんまり働いてなくて、
だいたい酒とか飲んでいて、
で、生活費がなくなってくると
賞金を稼ぐために一仕事する。
そんなイメージです。


現代でいえば、プロゴルファーやジョッキー、
競艇の選手なんかが賞金を稼ぐ人たちですけど、
それだけで生計を立てていけるのは、
ほんの一握り。
確実性ということでいえば、なんとも危ういお仕事です。

にも関わらず、その危うい世界に身を投じるのは
よほど自信があるか、
やってみたい強い気持ちがあるんでしょう。

ところが、心身の不具合や体調不良や
病気で苦しんでいる人の中には、
心身の不具合や体調不良や病気で苦しんでいるのに、
何年もの間、起死回生の一打とか、金星とか、
九死に一生とか、一攫千金をねらうプロの賞金稼ぎ
みたいなことばかりしている人が結構います。

「コツコツ」が一番確実性が高いのは、
何でも然り。
鍼灸治療もコツコツ受けるのがいいですよ。






にほんブログ村


にほんブログ村