頭の中のリフト

一歩ゲレンデに出てしまえば、
晴れでも、吹雪でも、
楽しいんですけど、
その一歩がおっくうなときがあるんですよね。

だから強風でリフトが運休になって、
ホっとしたことは何回となくあります。

運休になったら、
滑ろうったって滑れないんだから、
これはさぼってんじゃない。
もうあきらめるしかない、と
こころおきなくのんびりできる。

外は猛吹雪、
部屋の中はぬくぬく、これはいい。
お風呂入るも、読書をするも、寝るも、
一杯やるもよし。何をやってもいい。
何をするのも基本はのんびりです。
逆にいえばのんびりがヘタなんですね。
自分もしっかり日本人ということでしょうか。
足踏みばかりで全然進んでいない、
ってことが結構ありそうです。

だから、意識的に
頭の中のリフトを止めちゃうことができると、
少しずつでもそういう術を実につけたいなと、
今朝、窓にあたる大雨、大風の音を聞きながら
思った次第です。

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